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愛知県安城市にあるケーキ屋モントルです。

誕生日ケーキや季節のタルト、焼菓子を通して、
誰かの大切な時間にそっと寄り添えるお店でありたいと、
日々お菓子を作っています。

ケーキは、いろいろな想いを伝えるものの1つ。

今日は、
ひとりの女の子のお誕生日を
7歳から20歳まで見届けさせてもらったお話です。


「娘が20歳になるんです」

ある日、
デコレーションケーキをお渡しするときのこと。

お客様がふと、

「娘が20歳になるんです」

と教えてくださいました。

今回ご注文いただいたのは、
イラストケーキではなく、
シンプルな生クリームデコレーション。

そのケーキを見ながら、

「いつもはイラストケーキだったんですけど、
今年はイラストなしで……」

「大人になったんだな」って感じて・・・。と。

二十歳という大きな区切りを迎えたことへの感慨が、
ひしひしと伝わってきました。


7歳の頃から

お話をうかがって、さらに驚きました。

娘さんがモントルのケーキを食べてくださるようになったのは、
なんと7歳の頃から。

あの頃は、人が1人入ったらいっぱいになるくらい
小さなプレハブ小屋で「ケーキ工房プエオ」として営業してました。

それから13年。

その間には、
ご家族のお仕事のことなど、
いろいろな変化もあったそうです。

それでも、
ずっとモントルのケーキを選び続けてくださっていた。

7歳だった女の子が、
20歳になった。

その間の13年間に、
どんな誕生日を過ごされてたんだろう。

どんな笑顔があったんだろう。

そんなことを想像していたら、
私まで胸がいっぱいになってしまいました。

ケーキ屋を続けてきてよかった

お店を続けていると、
もちろん大変なこともあります。

思うようにいかない日もあるし、
これからも続けていけるのかなと
不安になることだってあります。

いっそのこと閉めてしまえば楽になる
と思う日もありました。

それでも、

「ずっと食べていました」

と言っていただけること。

何年も経って、
またモントルを選んでくださること。

そんなお話を聞かせてもらうと、

この仕事を続けてきてよかった。

ここにお店があってよかった。

心からそう思います。

ケーキは、
食べればなくなってしまいます。

でも、
その日に家族で囲んだ時間や、
ろうそくを吹き消したこと、
大切な人と「おめでとう」と言い合ったこと。

そういう記憶は、
きっとその人の中に残っていく。

7歳の誕生日から、
20歳の誕生日まで。

その時間のほんの一部、
モントルのケーキが一緒に過ごしていたことが、
本当にありがたいことだと思いました。



これからも、思い出のそばに

7歳の頃に食べたケーキ。

20歳になって食べるケーキ。

同じ「誕生日ケーキ」でも、
その意味は少しずつ変わっていくのかもしれません。

子どもの頃は、
好きなキャラクターが描かれたケーキ。

大人になった今は、
少しシンプルなデコレーション。

そんな変化も、
その人が歩いてきた時間の一部なのだと思います。

モントルのケーキが、
これからも誰かの人生の節目に
そっと寄り添えたら嬉しい。

そしていつか、幸せな思い出の一つとして

「昔、モントルのケーキを食べてたよね」

と、
家族で思い出してもらえるようなお店でありたい。

20歳のお誕生日、
おめでとうございます。

そして、
7歳の頃からモントルを選び続けてくださって、
本当にありがとうございます。

またお目にかかる日を楽しみにしています
必ず声をかけてくださいね